テッサー50mmf3.5(コンタックス用、戦前、ニッケル)

テッサー5cmf3.5(Cマウント、戦前、ニッケル)
Tessar 50mm f3.5(コンタックス)
レンズ構成 3群4枚
絞り f3.5~22
フィルター径 専用
フード 不明
マウント Cマウント
  • 専門店にて整備、調整済のレンズを使用しています。
  • 掲載の操作方法はあくまで参考です。詳しい操作方法や注意点ついては、必ず購入した店に確認して下さい。
目次

雑記

レンズ構成

 3群4枚のテッサー型。初期のコーティングなしのモデルです。絞るとテッサーでも多少焦点移動は発生します。

描写

 テッサーは描写が硬いと言われるようになったのは主に135フォーマットのレンズが原因のようです。中判や大判用のテッサーではそんなことはないので、フォーマット違いで描写が異なるようです。
 また、テッサー設計者が大判用のレンズの時に許容したのは、一人はf6.5まで、もう一人はf4.5までしか認めていなかったことを考慮すると、フォーマットが135になったとはいえf2.8は無理があったように思えます。エルマーがf2.8になったのも新種ガラスとコーティング剤が進化した結果なので、描写を優先するならf3.5の方がいいと思います。
 

初期(コーティングなし、あり)、後期について

 コンタックスⅠのニッケルからf3.5とf2.8のどちらもあるようです。また、ニッケルにもコーティングの有無しがあります。表記はありませんが、途中からコートが入るようです。
 コンタックⅡの時代になるとシルバー鏡胴で統一され、f3.5とf2.8のコート入りになるようです。また、東西分裂時の西側製造分は沈胴から固定鏡胴へと変更があったようです。
 珍品ですが、ローライスタンダードのレンズの改造品と思われるf3.8もあるようですが見たことが無いです。

その他

 数がないためゾナー5cmf1.5より高価です。コンタックスを購入する層は主に富裕層だったため、高額なゾナーの方を購入することが多く、テッサーはあまり売れなかったようです。また、廉価レンズとして扱いも高級レンズに比べると良くないことが多いのでまともな個体が少ないのも中古価格が高い原因のようです。

作例

作例一覧

参考

参考価格

アクセサリー・消耗品等

フィルター

その他

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