スーパーワイドヘリアー15mmf4.5スーパーワイドヘリアー15mmF4.5 ASPH I型

• 専門店にて整備、調整済のレンズを使用しています。
• 掲載の操作方法はあくまで参考です。詳しい操作方法や注意点ついては、必ず購入した店に確認して下さい。

雑記

レンズ構成

　非球面レンズを採用した6群8枚です。ヘリアー型の構成とは思えないので名前だけの採用のようです。

描写

　コシナがフォクトレンダーブランドを復活させた第一弾なので相当気合が入っていたように思います。15mmまではぎりぎりまで寄ることで、パースは強調されますが通常の広角レンズのような使用方法で撮影することが可能です。寄る勇気があればスナップでは威力を発揮すると思います。15mmを超えると歪みが少ない魚眼レンズのような扱いになるので、使用する状況がより限定されます。
　発売当時、このレンズは解像度も諧調も良く、ホロゴンよりも使い易く、値段も手ごろだったので絶賛されていました。最後の方で購入希望者を募集して、コーティングを変更した限定モデルのようなのを出したようです。店主がこのレンズを気に入っていて何本か発注していたそうで、そのストック品を購入しました。恐らくですが、コーティングが厚いのか、諧調描写が異なるようです。

その他

　後継モデルでは、何故か距離計に連動したことで描写が悪化し、広角レンズで最短距離が伸びたため、寄れなくなり被写体が小さく写る写真しか撮れなくなってしまい、スナップにも使用し辛くなったので、正直どう使っていいのかよく分からないレンズになってしまいました。全体的にあまり評判が良くなかったように思います。追加でより広角の12mmが出ました。フィルムで使用するなら初期モデルの15mmf4.5がいいと思います。

作例

参考

参考価格

アクセサリー・消耗品等

その他