セレナー100mmF4(Lマウント)

• 専門店にて整備、調整済のレンズを使用しています。
• 掲載の操作方法はあくまで参考です。詳しい操作方法や注意点ついては、必ず購入した店に確認して下さい。

雑記

レンズ構成に関して

　３群３枚のトリオター型のレンズ構成です。1948年にⅠ型が、1950年に軽量化されたⅡ型が発売されています。ニコンからキャノンに移籍した技術者が設計したようですが、ニコンとは描写の傾向が随分違うように感じます。

描写に関して

　後のキャノンのレンズと比較すると、抜けは良くありません。ただ、柔らかさと立体感はこちらのレンズの方が上だと思います。ニコンのような重厚な感じの描写でもないため、案外使い易いのではないかと思います。

その他

　同時発売の135mmf4や後に発売されたキャノン100mmf3.5は話題になったようですが、このレンズはあまり注目されなかったようです。
　しかし、使用してみると悪くない写りだと思います。ライカのヘクトールほどは柔らかく写らないですが、そこそこ柔らかく写るのでポートレートなどには向くのではないかと思います。　

作例

参考

• 『世界のライカレンズ　Part3』,株式会社写真工業出版社,2005年7月,106~107ページ

アクセサリー・消耗品等

フィルター

　

その他