オレステゴール200mmf4（メイヤーorマイヤー）

• 専門店にて整備、調整済のレンズを使用しています。
• 掲載の操作方法はあくまで参考です。詳しい操作方法や注意点ついては、必ず購入した店に確認して下さい。

雑記

レンズ構成

　5群5枚のクセノター型です。

絞り

　プリセットタイプの絞りです。手前のリングで絞りを設定しておくとそこで絞りを回した時に止まるようになります。ピントを取る際は開放で確認し、撮影時に自分で絞りを回すことで設定した絞りまで絞り込んで撮影します。
　オートの絞り込みと違い絞り羽に多少油が滲んでいても影響がなく、複数枚の絞りを採用することができるので光芒が綺麗にでます。

描写

　135mmのオレスターより抜けがいいように思います。解像力や諧調もバランスが良く、フレアも出そうとすれば柔らかく出ます。ピントがシビアなので、描写を追っていけば上達したどうか分かり易いレンズだと思います。

ピントに関して

　ピントがツァイスなどに比べるとともてシビアです。余裕があればファインダの見る角度を変えて確認した方がいいです。
　ピントを送って行って合わせたと思ったら、その後止めきれずに少し送り過ぎたので、合わせるために少し戻しただけでピントがずれてることが多いです。送りと戻しのギアの微妙なずれさえもピントに影響します。ある程度カメラの使い方に慣れた人でないと扱いが難しいレンズだと思います。200mmでそこそこ重量と長さがあるので三脚を使用した方がいいかと思います。

その他

　東ドイツ製のレンズですが、西側のレンズに比べて人気がないのか安く手に入ることが多いです。ただ元々がドイツの老舗メーカー設計だけあって値段以上の写りをします。作りはなんだか安っぽいです。

作例

参考

参考価格

アクセサリー・消耗品等

フィルター

その他