レンズ構成 | 3群3枚 |
絞り | f2.8~22 |
フィルター径 | 49mm |
フード | 不明 |
マウント | エキザクタマウント |
- 専門店にて整備、調整済のレンズを使用しています。
- 掲載の操作方法はあくまで参考です。詳しい操作方法や注意点ついては、必ず購入した店に確認して下さい。
雑記
レンズ構成
3群3枚のトリプレット型です。
絞り
一眼レフはレンズを通して被写体を見てピントをとるので、開放でないと暗くてピントが取るのが難しいです。
オートと付いているレンズの多くは、自動で開放から設定した絞りまで絞り込みますが、このエキザクタはそれより原始的な機構のため自分でボタンを押し込んで絞り込む必要があります。純正同士であれば、レンズに付いている絞り込むボタンの位置とボディのシャッターボタンの位置が一致するようになっていて、絞りを設定した値に絞り込むのとシャッターを押す動作が同時に行えます。純正でないと位置が合わないことが多いので、絞り込む動作とシャッターを切る動作を別々に行うことになります。
描写
ピントがあったところからシャープに解像しますがテッサーほどきつくはないように感じます。諧調の出方はテッサーより豊富に感じます。結局描写に関しては好みなのでテッサーよりこちらの方が好きだと言う人がいるのも頷ける写りをします。
以前はそんな評価ではなかったのですが、最近になって駄目だという評価が付いています。デジタルで使用したか、きちんと整備されていないか、撮影に際してピントが取れていないかのいづれかが原因のことが多く、本来はシャープで諧調豊かな描写をするレンズです。
ピントに関して
ピントがツァイスなどに比べるとともてシビアです。余裕があればファインダの見る角度を変えて確認した方がいいです。
ある程度カメラに慣れた人でないと扱いずらいレンズだと思いますが、それに見合う写りをします。撮影者の腕を試すようなレンズのため、撮影者に技術があるのか試金石に使われることがあります。ただ、老眼になると使用したくなくなるレンズです。
また、それだけ厳密なためきちんと整備、調整されていないとまともな性能を発揮しないので購入する際は気を付けた方がいいかと思います。
その他
東ドイツ製のレンズですが、西側のレンズに比べて人気がないのか安く手に入ることが多いです。ただ元々がドイツの老舗メーカー設計だけあって値段以上の写りをします。