AF-S NIKKOR 58mm f1.4G

レンズ構成 6群9枚
絞り f1.4~16
フィルター径 72mm
フード HB-68
マウント Fマウント
目次

雑記

レンズ構成

 変形ダブルガウス型のようです。ただ、デジタル用のレンズは構成が複雑になっているため、以前の区分で分けるのは難しいように感じています。

描写

 ニコンの解説によれば、開放で撮影しても滲むような描写になり難い設計のようです。遠景の夜景や星景写真を綺麗に撮影したいなら選択肢に挙がるかと思います。
 また、ニコンが開発した収差計測装置『OPTIA』によって、ボケや質感、奥行き感と言った従来の測定方法では計測しきれなかったレンズの味を定量的に測定した結果をもとに設計したレンズの第一弾とのことで、今までとは異なった描写に挑戦しています。描写が気に入るのならば買って損はしないレンズだと思います。
 

その他

 同時期にコシナツァイスのOtusやこのレンズ、シグマの50mmF1.4(art)が発売されています。
 カタログスペックや値段を考えるとシグマが最も購入しやすいように思います。
 ツァイスはフィルム時代からツァイス基準で設計していましたが、Otusもフィルム時代のツァイスほどではありませんが、ツァイスらしい色の出方や描写を考慮して設計しているようです。ただ、フィルム時代ほど違いが分かるかと言われれば、写真に慣れた人なら分かるかもしれないですが、そこまで写真に明るくない人にとっては誤差の範囲な気がします。
 このレンズでニコンはかなり思い切った設計しているように感じます。同様に描写に特徴があるツァイスとニコンなら気に入った描写の方を購入すれば満足度は高いかと思います。どっち付かずや判断が付かないのであればシグマのレンズを買った方が満足度が高い気がします。軽さでいえばこのレンズが三者では一番軽いので、気軽に持ち出して使いたいのであればこのレンズがおすすめです。

作例

参考

フィルター等

フィルター

その他

目次
error: Content is protected !!